看板娘が行く～尾道編Ⅰ | ひさみん日和

先月誕生日を迎え
84歳になった母

いりこ屋の看板娘

42歳で夫（私の父）を亡くし

それまでの人生の倍の42年間を
ひとりで生きてきました。

先日家族、孫ひ孫にも囲まれて
誕生日会をしました。

ケーキはナチューレの

大好きなモンブランと

生クリームも

ナチューレ

そんな母から

週二日の休みを一日増やして
週三日にしてと申し出がありました。

歳は取っても
若くなることはありません。

先々のことを考えてのことだと
理解して承諾しました。

さっそく、今月９月からは
可能な限り三日続けてお休みに

どうしても難しいときは
一日は飛び飛びで。

 

さて、今日は三日連休の中日です。

買い物に出ようと誘ったら

たいぎい・・・とのこと

そこで、
「大判焼き食べに行こうよ。」

「それはなんね？」

広島では、この辺りで言う
大判焼きのことを

二重焼・・と言っていたので
何かわからなかったみたい。

 

これからは私が時間がとれるとき、

お店にいつも来てくれる
私のFBの友達でご商売されてる方など

今度は母を連れて会いに行こう。

いりこ屋へお客さんとして
来てくれる姿とは違う

仕事している姿を見て
母にも刺激を受けてもらいたいな。

もちろん、母に会いに来てくれる
感謝の気持ちを一緒に返していきたい。

そんな想い・・・ 😳

 

まず、一番に向かったのは尾道の

さくら茶屋

リンダさんも何度か
お店に来てくれているので

母も久しぶりに見て（笑）

大喜び 😀

笑美餅と抹茶のセットを選んで

「これは普通のわらび餅とは
全然違うから覚えとるよ。
やっぱりすごく美味しいねえ～」

食べやすいように
小皿を用意してくれました。

鞆を出る前にちょうど
リンダさんのお父さんからメッセ有り

以前、月下美人を株分けして
下さるとのことで

持って来るおつもりだったみたい。

夏に来られたときの写真

歳はお若いけど、なんだか
娘みたいな気持ちになってしまうの 😳

これが今日頂いた
月下美人

咲いてくれたらうれしいな 😀

大切に育てますね。

さくら茶屋で
私はこれを食べましたよ。

お団子は自分が好きな４種類

黒蜜は一度に掛けると
こぼれます・・・

こぼれました 😥

お母さんお元気で
また行きますね！

とリンダさん

後にかかっているTシャツに
くいついていました。

欲しかったのかな？？

はい、三人でポーズ
リンダさんの手首
どんだけ曲がるの！（笑）

９月から再開した
大判焼きはお持ち帰りに

クリーム入り

記念写真を撮って店を出た後

「まあ～笑顔がいい」

としきりに誉める

・・・かと思いきや

「普通の顔でないからそこが
またいいんじゃろうねぇ。」

えっ・・・ 😆

 

母が尾道に来たのは
随分前らしく

林芙美子像は今でもあるのか
そう聞くので

少し歩いて像まで

ここでまた記念写真
パシャリ！

あの頃と変わってると
しきりに驚く母

あまり長距離は歩けないから
再び車に乗り

今日はお渡し物がある

エタニティへ

子どものようにはりつく母 😆

「ここはね、うちのいりこと
チイチイかを使った
クレープも作ってくれてるんよ。」

と説明して、試食でひとつ
食べさせてもらうことに。

初めてまじまじと読んだよ～
か痔さん、ありがとう！ 😮

待つ間、店主のか痔さん
いや、梶さん（笑）

「コレ持って待っててね～」

って、さっき
ハロウィンの飾り付けしたとかで

カボチャおばけを母に渡す。

そんなおこちゃま扱いにも
なんだか嬉しそう 😆

いりこ出しの効いた
一味入りピリ辛生地に

からしマヨが合う～

あ、カジさんもポーズしてたん！

失礼しました（笑）

凄い笑顔だ！！

「母もこりゃあええね。
美味しいのができとるね。」

と大絶賛！

そこから、お酢やさんに行く予定が
ガソリンが底をつきそうで 😥

次回行くことにして
帰り道にある次の場所へ

Hair-dressing　SHINE

こちらも鍛冶さん

パープルが好き 😯

いつも冬に長いコートと
帽子サングラス姿で来られるんで

母は、

『背の高い山高帽の紳士』

と言います。

だれ！？ 😯

お店は家族でされていて
美人の娘さんはエステ担当

何時も一緒という仲の良いご家族と
ひととき楽しくおしゃべり

年上が好きという鍛冶さん

紫好きと言うだけあって
トイレの中も紫！

手ふきは１枚１枚タオルが！
細かい心配りに驚きました 🙄

 

出かけることを億劫がっていた母だけど

今日お会いした皆さんのおかげで

「今日は色んなところへ連れて行って貰って
とても楽しかったよ。」

と嬉しそうでした。

「商売人はやっぱり笑顔じゃね。

いいことばかりじゃなくて
みんなそれぞれに大変なこともあろうに

それでも笑顔でおるのが
本物の商売人じゃからね。」

 

父が生きている頃から
父の商売を支え

亡くなってからも
たくさんの苦労の中で

相談する人もなかったであろう

それでも
お客さんの前ではいつも笑っていた

かつての母の姿を
思い出しながら

母を連れて皆さんを訪ねることで
母の話を聞きながら

わたしもまた改めて
勉強させて貰ってるなと
感じたのでした。

また、第二弾、第三弾と
一緒に訪ね歩きたいと思います 😉

今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。