8Apr
春、桜が咲いて散って
今年も昨年に続いて
二番目の孫が小学校入学です 😳
今年はランドセルは
婿さんのお母さんが買って下さり
それならば!と
手提げバッグや諸々
縫ってあげようと思いついた 💡
こう見えて
昔は裁縫を習ったこともあった
どちらかというと強制的?
いやそんな言い方はおかしいか・・ 😕
まず、布地を買ってきたよ
あまり可愛すぎると
6年生まで使えないからと
娘からドット柄くらいなら
いいかなとのこと
これは孫っち本人が選んだ
いちごがキュート 😳
ちょっと薄いけど
裏地と袋に使います 😆
裁縫なんてうん十年ぶり
最後にちゃんと裁縫したのは
いつだろう?
確か・・・
長女と二女が保育所に通うとき
使い古して色あせたまま
いまだに捨てられずにいる 😥
あれから25年
ミシンはちゃんと動くのか?
押し入れの奥から出してみた
短大で被服学科に通うことになった
18歳の時
当時一番最新式のコンピューターミシンを
母が買ってくれた
たぶんとても高かった 🙄
元々裁縫が得意だったかというと
全く逆で
中学の家庭科では
いつも友達が手伝ってくれていた 😥
高校は私立の女子校で
その上の短大には
推薦と簡単な試験で
行くことができると
当時の担任から何度も勧められたのに
なぜあんなに反発したんだろう
言いなりになるのが嫌だった
人に決められるのが嫌だった
自分で何になりたいか
どうしたいのかもわからないまま
おそるおそる
試し縫いをしてみたら
案の定
縫い目はぐちゃぐちゃ 🙁
きれいな縫い目をつくるには
上糸と下糸の調節が必要だ
布地により
糸により
ミシンのご機嫌により・・・
そんなことをしながら
昔を思いだして泣きたくなった 😥
高校の担任に反抗して
思いもよらぬ短大を選んでみたものの
学校生活はとてもハードなものだった
二年という年月は毎日が教材に追われ
人よりも苦手なものを選んだ私にとっては
バイトしたり遊ぶ暇はなく
来る日も来る日も制作に追われ続けた
そのくせ
自分が作りたいデザインや
布地を妥協することができなかった
本当にわがまま 🙁
糸の調節も終わり
いざ作り始めるとそんな学生生活だったにも関わらず
昔、教えられたことを
少しずつ思い出している自分がいた
一度も研いだことのない
菊菅の裁断ハサミは
今も全く変わらない
素晴らしい切れ味だ 😯
ミシンの使い方も
少しずつ思い出しながら
裁ち目かがり
袋物の縫い方
留めは重要
納得がいかないと面倒がらず
ほどいて縫い直すこと
バイヤステープの種類も使い方も
幾通りもあり
それによって縫い方も違う
焦ったりいい加減な気持ちで縫っていると
こんなことに 😥
そのままも縫えるけど
綺麗に縫うには面倒でも
しつけ糸を使う
ポケットの付け方や
マチの作り方
マジックテープは上下があり
場合によっては
手縫いにすることもある
丸い部分の作り方
これはたぶん
和裁で習ったかな
型が見当たらず
カープ坊やのコースターで代用
針だけは絶対に針山に刺すように
片付ける前に針山の針が
ちゃんとあるか数えなさいと
これは中学の時担任だった
家庭科の先生がいつも言っていた
自分のお姉さんは針で
命を落としたんだと何度も聞かされた
その話はずっと覚えている
だから今でもこれだけは気を付けています
そう、今は亡き先生に伝えたい 😐
そして・・
縫っていくうちに気づいたことがある
裁縫には想像力が不可欠
次のそのまた次の手順を考えながら
仕立てていかないと
途中おかしなことになってしまう
おかしなことにならなくても
段取りを考えた方が
はるかに早く
はるかに美しい
見た目を美しく仕上げるためには
人には見えない部分を丁寧にすること
手間暇惜しまず、横着をせず
ごまかさない
ミシンがけは
縫い初めと縫い終わりは大切で
返し縫いをしてほつれないようにする
そして見えなくとも
糸の始末はその都度切って
きちんとする
当時は、嫌で嫌で仕方なかった
なんで、こんな学科に・・
と思いながらも自分が選んだのだから
誰にも文句も言えなかった
でもね・・・
あの二年間があったから
私は人並みにこうして
ミシンが使えるようになり
縫いたい物も自分で考えて
縫えるようになったの
手提げバッグ
中にもポッケ付けたよ
連絡帳入れ
シューズ入れ二つ
体操服、給食ナフキン
コップ入れ
結局、当時は苦労した割には
先生からの評価は最低だったけど
自分ががんばったからと言って
それが全て評価に値しないことも知った
努力は報われるとも限らないってこと
むしろ報われないからこそ
傲慢にならず深く考えることができる
とても厳しかった年配の先生たち
いつもかばってくれた若い担任の先生
励まして助けてくれた友達
最後、朝まで手伝ってくれた母と姉
本当にありがとう
ありがとうございました!
今、大きな声で叫びたい気分
人生にはやはり無駄がないのです
あの頃と違って私も
少し大人になりました
間に合うことができましたよ
ほら 😳
明日はいよいよ入学式です 😛
おめでとう
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