初めてのインフルB～夫婦で仲良く？ | ひさみん日和

とても久しぶりのブログです 😐

11月中旬からお歳暮の繁忙期

綴りたいことはたくさんあったのに
時間がなく

やっと時間ができたのは

皮肉にもインフルエンザで
仕事ができなかったから 😥

もう何年もインフルなんて
かかったこともないし

かからないと自負していました

忙しくて
そんなのかかる暇なんてないんだと

へんな自信があったの

 

当たり前の日常が

ちょっとしたきっかけで
当たり前でなくなること

身をもって知りました

ある朝、突然の出来事

毎朝7時半にはウチにやって来る母
8時にはお店に送っていくのだけど

なぜかいくら待ってもやって来ない

おかしいな、と思い
外に出てみたら

うちの外の斜面で足を投げ出し
ぼーっと座り込んでいた

何が起こったのか
もうびっくり！ 😯

自力で立つことも歩くこともできず

夫がなんとか抱えて病院へ

そこでインフルBだとわかり
隔離病室へ

3日間のお休みの中でほんの少しの時間

母は調子の悪いひ孫の面倒をみていて

その後、ひ孫がインフルと判明

見事に感染 😥

その後、私たち夫婦にも
感染してしまった

元気なときは
毎日、昼と夕方

食事の時間に合わせて
病院へ世話をしに行ったけど

発症してからは
姉が代わりに行ってくれた

夫婦で同時に倒れると

大変なことはもちろんそうだけど

悪くないなと思うこともあった

三日間は、熱と悪寒、身体の痛みで

眠れない

うとうと寝てもうなされる

仕事の夢ばかり

私は商品を梱包する夢を
ずっと繰り返し繰り返しみていた

隣で夫もしんどいらしく

んん～んん～

んんんん・・・・・

と何ともつかない声を出す

 

私も同じく

んん～んん～

んんんん・・・・・

と声が出る

この音しかこの声しか
確かに出てこないのだ

しんどいのにまるで鳩のつがいみたい

と思いおかしくなった 😆

私の方がほんの少し早めに発症したせいか

熱が上がるタイミングは微妙にずれていた

熱が上がる前は
悪寒がして手足が冷たくなる 😕

一方、熱が上がりきった側は
手足が熱くていけないので 😳

お互いの手足を重ねると
まさに一石二鳥というもの 😆

しんどいのはお互い様だから
腹も立たなければいらいらもしない

相手にも優しくなれる気がした 😀

夫は調子悪くても食べれる人なので

好きなお粥を作った

間引き大根の玄米粥

炊飯器で梅粥

姉が飲み物やゼリーや
沢山届けてくれた

水を飲んだら
苦く感じていけないので

私はこれなら飲むことができて
ほんのり甘みを感じる気がした

毎晩飲み続けた

食欲は無いけど
届けてくれたお弁当を食べたら

元気になった気がした

姉の家から堀りたての自然薯

まだ立っているのもしんどかったから
さっと洗ってさっとすり下ろし

野菜と豆腐のとろろ鍋

翌日は味噌味に変えて
うどんとさつま芋を入れて

味噌うどん

私はあまり食べれなかったけど

夏に行った大阪富田林《やまびこ園》の
めちゃちっちゃいみかん 😮

ちょうど届いて毎日少しずつ

どのくらいちっちゃいかというと

ボールペンの先くらい（笑）

サイズ名は

めちゃちっちゃいみかん 😉

 

良いこともあった
姉からの誕生日プレゼントで
定期的に届く雑誌を

やっと見ることができた 😆

目の見えない野良猫ミーちゃん

見えないのにベランダに来てくれていた

動物は敏感だ

陽が昇る前の空を見て

身体の中に力がみなぎる気がした

わずかな光が見える

間もなく陽が昇る

鳥たちが少しずつざわめきはじめる

太陽がその姿を現すと

鳥たちは一斉にさえずり飛び交う

命の息吹を感じる

たかがインフルエンザ

されどインフルエンザ

努力とか根性とか忍耐とか
そんな言葉も大嫌いだった私が

結婚し家庭を持ち
自分でこうして仕事もして

忙しくしていることで
確かに身体も心も強くなった

でも、いつの間にか
忙しいことに酔いしれて

心が傲慢になっていなかったか

熱にうなされるとき

病床に伏している人の気持ちが
ほんの少しでも思うことができる

何を食べても味も感じなくなり

臭覚と味覚を失っている人のことを思った

彼女はいつも明るく、毎日家族のために
美味しそうな料理をたくさん作っている

いったいどれだけの努力をしておられるのかと
想像したら涙が溢れる

どんなことがあってもお店をこんなに
休むことなんて無かった私が

それでも閉めざるを得なかった状況は

一見、良くないことのようだけど

私はそうは思わず

今まで至らなかったこと
足りなかったこと
反省すべきこと

そんなことを全てひっくるめて

精算して新しい年を
迎えることができるとしたら

こんなにありがたいことはないのかも

これからのことを不安だと思えば
不安だらけだけど

大丈夫、なんとかなると思えば
なんとかなる道が用意されている

きっと・・・

 

冬至の日の出を見ながら
そう思った

 

ひとりではなく

夫という心強いパートナーが
そばにいてくれて

離れていても家族がいて

友達もたくさんいて

わたしはひとりではないのだから

だから・・・

 

こうして最後まで読んでくれた

あなたに心からありがとうございます。

メリークリスマス

 

姪っ子が今朝くれた
心温まるクリスマス 😳