思い出の味を再現 | ひさみん日和

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ひさみん日和

瀬戸内の海産物 鞆の浦 けんちゃんのいりこ屋

今時期の日の出はだいたい5時半

カーテンを開けて寝るので
ふと目覚めたとき空が色づき
そろそろ陽が昇るのがわかります

晴れた日も

曇った日も

太陽が雲を押し上げて
顔を覗かせようとすると

鳥たちがそれを後押しするかのように
いっせいに鳴き始める

寝室のベランダに出て深呼吸して
それからもう一寝入りすることも(笑)

健康のため、6時間半~7時間睡眠を
心がけています

今朝、夫けんちゃんが
少しずつ半端に残ったものや
他の乾物に混ざっていたのやらを集めた
かえりを差し出して

これ、味付けして、と言うので

どんな風に?と聞いたら

昔、子どもの頃、韓国で
お母さんがいつも作ってくれたようなのが
食べてみたいと

韓国の夫の故郷は
全羅南道の田舎で海からは遠く

年に一度、行商で売りに来た人から
30kgの米袋ほど大量のかえりを買っていたのだそう

それを一年間かけて食べていたんだって

《かえり》とは
ちりめんが成長したもので
さらに成長していりこになります

ちりめん→かえり→いりこ

同じカタクチイワシです

まず、フライパンでしっかりカラ炒りして
砂糖と醤油少々、唐辛子の粉で味付けするのが
韓国風というかお母さん風、みたいです

どうしても何かしら
アレンジしたくなってしまう私なので

夫が毎日畑で採ってくる
青唐辛子の種を取り細切り
ごま油で炒めたものを

かえり、焼えびと一緒に絡め
夫の言うような味付けに

使った調味料はこちら

・砂糖(何でも良い)
・酢をほんの少し(照りが出る)
・いり胡麻
・コチュカル(韓国の唐辛子粉)
・醤油少々

できあがりはこんな感じ

さて、お味は?

唐辛子がピリッと効いて
美味しい!とのこと

お母さんが作ってくれたのは
これよりももっと辛かったけど
今はこのくらいが丁度良いらしい

昔、お弁当に必ず入っていたのが
こんな風にかえりを炒めた物と
韓国海苔、玉子を蒸した物
だったそうで

中には、小さい頃毎日食べさされて
大人になってまで食べたくない!と
その食材が嫌いになった人も良く聞くけど

夫は今でもいりこなどの干物を
懐かしく大切に食べている人です

それで、韓国に行くときには
お土産は何よりも、いりことかえり
だったんだね

そんなに毎日食べていたとは
今日初めて知りましたよ

いりこ屋になって良かったね!

それでこんなに骨太で丈夫なのかもね?

そして、続けて次は、かえりを使った
おやつ 作りました♪

材料は、やはり
焼えび

甘みがある海老なので
そのままでもスナック感覚で
ポリポリ人気です♪

それから

ナッツいろいろ

韓国料理にも良く使う
クコの実

ちょうど買ったのがあった!

こちらも同じく
フライパンでよく炒ったあと

蜂蜜を絡めます

これは、いつもかえりを買ってくれる
なおみさんに教えてもらいました♪

ごまをふってできあがり♪

はい!こんな感じに

蜂蜜の甘みがくどくなくて
おやつにもぴったり!

一緒に使った《焼えび》は
彩りにもなるし風味もあるので
料理に使う方も多いです

★お友達の料理写真より★

焼えびとレタスのチャーハン♪

焼えび入りかき揚げ♪

美味しそうですね♪♪

私も先日
焼えびを入れたチヂミを作りました

サクっとした食感と
海老の自然の甘みが美味しいです

甘辛く絡めたかえりは
いりこでも美味しいです

★友達の写真より★

大きいとつまんで食べやすいですね!

横のはホタルイカのぬたです

夏におこなったセールの
ソフトホタルイカで作ってくれました

たっぷり500gでなんと!
1,500円
たくさん購入いただきました!

若干ありますので
後日ネットでも注文できるように
現在、準備中です

【ひさみん本日のおすすめ】

しらす丼

大葉をたっぷりのせて

ちょっとアレンジして
まぐろ&しらす丼

まだまだ暑い日が続きます
夏バテしないよう
好きな物をバランス良く
しっかり食べて下さいネ!

最後まで読んで頂き
ありがとうございました

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Profile

けんちゃんのいりこ屋店長・ひさみん(久光智子)
けんちゃんのいりこ屋店長・ひさみん(久光智子)

鞆の浦でいりこ屋を営んでいます。趣味は描く、綴る、歌う。特技は有り合わせで思い付き料理を作ること。
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