16Sep
吹く風に秋の気配を少し
感じるようになったものの
まだまだ暑い日が続きますね
鞆は祭りの多い町
年中、何かしら神事が行われ
御弓神事やお手火神事が有名ですが
9月に行われる《チョウサイ》は
沼名前神社の中にある海の神さま
渡守(わたす)神社のお祭りで
三日間に渡り盛大に行われます
鞆町は、鞆町鞆という地域と
鞆町後地という二つに分かれていて
鞆町鞆に7つの町があり
いわゆる昔からの鞆
この7町が毎年当番で交代して
祭りを執り行い
他の町の世話役も手伝います
お店がある《西町》は5年前で
その時は私も踊りました
5年前のその時の写真がフェイスブックに!
友達に見せたら
若い!細い!
と言われた(笑)
娘たちは大の祭り好き♪(特に長女)
昔は、結婚するなら祭りがある町の人がいいな~
なんて言っていたけど
婿さんは祭りとは全く縁のない町の人
仕方なく?
鞆の祭りが賑やかな町内に引っ越し
念願叶って今年はその町のチョウサイ
娘の家にも提灯と松など
飾り付けられていました
元々、チョウサイとは
祭りの時に鞆中引き廻す山車(だし)のこと
分厚い座布団が三枚重ねたような
とても大きなもので中では子どもたちが
太鼓を叩きます
ちょうど4人ずつの交代なので
孫が4人叩く姿を見ることができました
チョウサイも浴衣も全て
7町それぞれの個性があり
毎年違うので面白いです
娘が浴衣着せて~ということで
2回ほど着せたけど
2回目はちょっと個性的にしてみた
かわいい!ということに(笑)
踊りはいくつかに分かれていて
子どもの部
女子の部
男子の部?
ちょうどお店に居たとき
派手な音楽と女装した男性
この不思議な光景に
観光客の人たちが目を丸くしていた
キャミソールを着ていた男性は
日焼けして翌日、紐の跡が付いていた(笑)
踊りには全て飲み物などを乗せた
軽トラがついて廻ります
音響のことやなんやかんや
町の電気屋さんも大忙し
おつかれさまです!
店の前を通ったその時
ちょうどBSーTBSの撮影中でした
美しい日本に出会う旅
ナレーションは誰かな
楽しみですね♪
10月9日21時~2時間スペシャル
この中で、鞆の浦も紹介されます
ぜひ、ご覧下さいネ!
二日目の晩
月明かりに誘われて人々は
祭りの町に出向きます
真っ暗な路地を進むと
急にぱっと世界が変わる町の境目があり
まるで千と千尋の神隠しのように
別世界
お寿司やオードブルを囲んで
車庫や庭先、土間が宴会場に
この日はあちこちで頼まれて
鞆のお肉屋さんやお料理やさんも大忙し
道行く人も呼び止められたら
お邪魔してお酒を飲んだり
何件もはしごする人も!
私も鞆だちと出かけて
ご馳走になりました
食べたり飲んだりするだけでなく
一日目で廻った《明かし物》が
二日目に《造り物》として展示されているのを
見て回ります
なんじゃ、それ??
たとえば・・・
これが、《明かし物》
四角い灯籠をで~っかくしたような
これに絵を描いて
これだよ、さてなんでしょう~♪
と楽しみな気持ちになったところで
翌日、じゃじゃ~ん!と
発表!みたいなイメージです
他にも
ヤバイよ、ヤバイよ
って、あれじゃ~ん
ちょっとスリムな出川さん(笑)
これはもしかして?
今年、鞆にも来て
お話もしたなあ~
野生爆弾
に、にてる---
今年はなぜか
お笑いオンパレード
千原兄弟
中川家
なおみ&なおみ
ひさみん(笑)
これらの造りものは何ヶ月も前から
夜な夜な町民たちが集まって
他の町には見つからないよう
ひそかに?作り上げるのです!
自分の作品の
展示場になったり
路上ライブになったり
チョウサイは無礼講
誰にも咎められることなく
趣味や特技を思いきり
披露できる場でもあります
夜中まで唄っても踊っても騒いでも
文句を言う人はいないし
子どもたちも何時まで起きていても
怒られることはありません!
三日目
神社の麓から出発する
チョウサイを観に行きました
さあ、チョウサイじゃ、チョウサイじゃ
祭りを通して、町の人々の絆は
より一層深まります
チョウサイじゃ、チョウサイじゃ
チョウサイじゃ
チョウサイじゃ~
賑やかに華やかに
延々と夜中まで続きます
我が家は山側なので
山にこだまして大音響です
太鼓とかけ声を聞きながら
やがて眠りにつくのです zzz・・・・
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